・置き場所
初夏の季節は、室内の直射日光が当たらない場所、
または日ざしが強くなってきたら、
早めに光がさしこまない場所に移します。
寒くなってきたら明るい窓辺へ移し、
冬は10度以下にならないように注意します。
エアコンの入った部屋に置くのが理想ですが、
乾燥が激しいため、こまめに葉水で高温多湿状態の環境を整えます。
夜はビニールなどで覆うか、高い場所や
窓辺から部屋の中央へ移動させます。
・水やり
夏は鉢の土が乾く前に大量に水やりをしますが、
水はけのよい用土を使わないと、いつも土がじぐじくとしていて、
根が腐る原因になるので注意が必要です。
寒くなってきたら、水をやる間隔をあけ、
土を乾かすようにします。
霧水は一年間ずっと必要です。
・仕立てなおし方
アンスリウム順調に育つと茎が立ち上がり、
新しい芽もどんどん出てきて鉢の大きさが合わなくなってきます。
一方、湿度や温度が足りないと、下の葉が黄色くなって落ちてしまいます。
また、水やりの水の量が多いので、鉢の土の水はけをよくするためにも
早めのタイミングで植え替えるように気をつけましょう。
一回り大きなサイズの鉢を用意し、新しい芽の高さまで、
少し深植えにします。
大きく育てたい時は株分けをしたり
葉が出ている下に気根が出ていれば、
とり木をして株を増やしていきます。
実がなったら種を蒔いて育てることも可能ですが、
花が咲くまでに2~3年かかります。
・施肥
アンスリウムは生長期に1~2回、緩効性化成肥料を与えます。、
・病害虫
カイガラムシと夏の時期乾燥が激しいと、ハダニが発生します。